Memorial GALLERY


 2008.10.16

2005.10.16 北浜駅 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP(+1)

石北〜釧網〜根室本線と秋の道東を14系が走る…第一報に色めきたったのは私だけではなかった。間もなくあきんどカントクから「行くか!? 行っちゃう!? 」という煽りメールが入り、DLハンターエヌワキ師匠も巻き込んで瞬く間に北海道遠征が立案された。ただ、夜のオシゴトを 生業とする我輩は金曜最終の札幌便には間に合わない。単身土曜朝一のAIR Doで渡道して旭川空港から列車及びカントク御一行を追 い掛けることになった。旭川−紋別道をカッ飛び、白滝発祥の地で1発、遠軽の停で追い抜いて常紋の定番146KPでもう1発。だが、天気はい ずれも曇天。紅葉が良かっただけに残念な結果に沈んだ。その悔しさと明日への勝利を誓い、夕方カントク&エヌワキ師匠と合流して網走の 飲み屋になだれ込む。知床牛の刺身からオホーツク海のイクラ丼まで北海道の味覚を堪能しつつ、熱い鉄談義に花を咲かせた。

前線は夜半に東海上に抜けたようだ。翌朝は日の出からバリバリのド快晴。遥か九州出撃中のコサカミ氏からも島原激晴れとの知らせが入 る。こちらも気合を入れて釧網本線のお立ち台の一つ北浜の展望台へ。かつての道内急行を髣髴とさせるDE15+14座ということで、OK 9氏他知った顔を含めて展望台は黒山の人だかり。皆で肩寄せ合って列車を待った。定時、浜辺のストレートに朱色のカマが登場すると、 一瞬にして周囲はシャッター音の嵐に見舞われる。X!そして、客車急行の幻影は潮風と共に駆け抜けて行った。

このあとは釧路湿原、音別海岸、幕別の陸橋と追っ掛け、夕刻、日没直後の増田山にやって来た。狩勝峠の大Ωを行く14系の光跡を押さえ てフィニッシュ。が、17時過ぎの増田山頂で、私だけ飛行機の出発時刻が早いことに気がついた。ヤバイ!こうなったら間に合うか間に合 わないかではない、間に合わせるのだ!! レーサーあきんどカントクのハートに火が点いた。ときにトラックをゴボウ抜きし、ときに宙を飛 び(?)ながら旭川空港までを1時間45分で走り切ってチェックインにギリギリセーフ!カントクのオニ走りのお陰で、私は無事機上の人に なることができたのだった(汗)。



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