Memorial GALLERY


 2008.04.23

2000.04.23 焼石−飛騨金山 MamiyaM645 1000S SEKOR A150oF2.8 RVP(+1)

GW前の日曜日、好天に誘われてふとどこかに撮影に行きたくなった。だが、ファン誌を見ても●ヤ情誌を見ても、特に目ぼしいネタはな し。悩んだ挙句「とりあえず撮っとくか〜」というノリで高山本線の「さわウォ」に照準を定めた。どうせ車両は“みえ色”のキハだろう が、先頭には虎の子キハ65が立つ。腐ってもロクゴ。ロケーションに恵まれた高山本線ということもあり思い切って出撃した。

美濃太田以北の渓谷区間は、所々に山桜の淡い花弁が見える以外はいまだ冬枯れ模様。覚悟はしていたが新緑にはまだ早かったようだ。東 海カラーのキハ40に揺られること約1時間半、山間の小駅焼石で下車した。ここから福来信号所までの区間は飛騨川に沿った高山本線中部 のハイライト。高校1年の春に来て以来実に6年ぶりの訪問だが、周囲の鄙びた雰囲気はまったく変わっていなかった。

徒歩約30分で下原ダムの水門が見えてくる。ここから中望遠で鉄橋を見下ろすのが最も有名な定番アングル。意外に先客が多く、狭い水門 上に譲り合ってゲバを立てた。風が強く時折ゲリラ雲に背後が陰る中、ハラハラしながらターゲットを待つ。いつもながらにドキドキする 一時。やがて本命「さわやかウォーキング飛騨路号」がカーブを切って現れた。マミヤ・F4・OMの3丁切りでX!あまり大したことない 被写体とはいえ、モチベーションさえ高めていれば極まると嬉しく感じられるものだ。でも、今のステンレス新型車とかで嬉しいかという と…微妙ですなぁ。



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