Memorial GALLERY


 2008.01.22

2000.01.22 多気−外城田 NikonF4s AFNikkor80-200oF2.8 PKR

先日、久しぶりのお伊勢参りに行ってきた。といっても参拝の方はあまりの混雑に腰が引けてしまい、門前でUターン。本命は12系6連の 臨時列車の方であった。脳内妄想では、かつての八高線の高尾臨を思わせる朱いDDと青い12系の取り合わせを多気の鉄橋俯瞰でバッチリ 仕留めて熱く燃えるはずだった。しかし…伊勢臨は晴れない!京都にいた頃には1月は毎年のように多気に出撃していたが、いつも午後に なると薄雲が広がり、列車が来る頃には曇天見る鉄というパターン。終日バリ晴れだったのは僅か1回しか記憶にない。

この日のターゲットはワカ座。コサカミ氏と共に参宮線に向かった。行き掛けの駄賃に雪化粧の加太で金沢車+京都車変則8連のキハ58・28 を撮り、多気へ。亀山付近までは雲に覆われていた空も、ここまで南下すると綺麗に晴れ渡っていた。本来ならば見つかると和尚がマジ切 れするという伝説の多気鉄橋俯瞰にチャレンジするところだが、今日は列車のスジが早過ぎて光線状態がよろしくない。そんなわけで多気 −外城田で構えることにした。築堤見上げでピントが合わせづらいので、コサカミ氏と交互に築堤に上って人柱になる。お陰でレール面が 見えないながらもバリピン写真を極めることができた。が、この青空も昼まで。午後からはやはり雲に覆われ、紀勢のキハ58は敗北露出に 打ちのめされたのだった。

あの頃は数えるほどしか鉄のいなかった伊勢臨だが、先日の12系はスゴイ人出だった。また、未修の課題であった和尚山からの客レ俯瞰は、 木々の成長によりアングル自体が幻となっていた。変わらないのは午後から決まって曇る天気だけ。今回も返しの12系は曇天にやられ、足 取り重く撤収したのであった(泣)。



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